安保法制違憲訴訟全国のニュース

●釧路●

釧路新聞:「安保法制は違憲」/道東の住民、国を提訴

HTBニュース:釧路 安保法制違憲で提訴

 

●大分●

大分合同新聞:安保法違憲訴訟で原告 「生存権を侵害」 大分地裁で口頭弁論

毎日新聞:安保法違憲損賠訴訟 第1回弁論 原告が生存権侵害主張 国「請求棄却を」/大分

●福岡●

毎日新聞:安保法違憲訴訟 「暴挙」 簑田元所長が意見陳述 福岡地裁 /福岡

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安保法制違憲訴訟国賠第4回期日

【6月2日(金) スケジュール】

・安保法制違憲訴訟国倍第4回期日

場所:東京地方裁判所 103号法廷

9:30から 地裁正門前アピール

10:30   開廷

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傍聴券の抽選について
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裁判所名        東京地方裁判所 民事第1部

日時・場所      2017年6月2日 午前10時00分 東京地方裁判所2番交付所
事件名  平成28年(ワ)13525号 国家賠償請求事件
備考    <抽選>当日午前10時00分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。開廷時間は午前10時30分です。

・報告集会

場所:参議院議員会館 講堂 13:00~14:30

・原告集会 代理人弁護士も参加して意見交換をします!

場所:参議院議員会館 講堂 14:45~16:30

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5.3憲法集会ニュース

NHK:憲法を守る立場の人たちが集会

朝日新聞:ピーコさん「憲法改正は許しません」 東京で護憲派集会

東京新聞:決めるのは国民 憲法施行70年集会に5万5000人

しんぶん赤旗:憲法が輝く新しい政治を 野党は共闘 「共謀罪」廃案 戦争法は廃止

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GW安保法制違憲訴訟陳述書大作戦!

GWが始まりました!
気になっていたけれども陳述書をまだ書いていないというみなさん、チャンスです!
ぜひ、この機会に陳述書を書き上げましょう!
戦争を体験していない世代にとって、安保法制が成立してしまったことをどのように被害ととらえるか。
たとえば、こんな切り口があります!
「憲法改正決定権」という権利がわたしたち主権者にはあるのです!わたしたちはこの権利を踏みにじられています。現在の裁判でこの権利も侵害されたと訴えています。みなさんの熱い陳述書が裁判に勝つ決め手になります!

東京近郊の方は、下記の日程で、陳述書相談会を開催します。下記に陳述書のサンプルを掲載しましたので、ぜひ、ご一読の上、

・陳述書を書いて持ってくる
・陳述書までは書けないが、自分の思いを言葉にしていくつか書き出してくる

などしてください。

当日は、安保法制違憲訴訟の会の共同代表、杉浦ひとみ弁護士と、常任幹事の橋本佳子弁護士が参加します。
「憲法改正決定権」についての講義もあります。陳述書を持ってきた方は弁護士のアドバイスを得てさらにブラッシュアップしてください。箇条書きを持ってきた方は、その場でぜひ書き上げてください!なお、裁判所に陳述書を提出するための表紙も作成しますので、印鑑もお持ちください。(三文判でかまいません)
お待ちしています!

日時 5月9日(火) 19:00~21:00

場所 東京ボランティア・市民活動センター

共催 安保法制違憲訴訟の会・私が東京を変える


(陳述書サンプル)
ルールを守り行動した主権者への裏切りは許せない

私は、一昨年の春頃から、何度も国会前の集会に参加しています。
それは、国会で憲法に反するような法律ができそうになっていることを知ったからです。
私は母子家庭で、中学生と高校生の子どもを育てるために仕事をしなければなりませんが、この国は、女性の就労に関して条件が厳しく、同じ仕事をしながらも、派遣社員なので、給料も低く、時々は他のアルバイトもしながらでないと生活できません。それでも子どもたちを大学まではきっと上げてやれないだろうと本当に切なく思っています。でも、子どもたちを戦争に行かせたり、戦争の起こる国にはしたくないことから、今私たちが頑張らなければと思っているのです。私一人が「もういい」と思ってしまったら、きっと私と同じように苦しい立場の人が同じように皆「もういい」と思ってしまうのではないか。私が頑張れば、私と同じ思いの人も同じように頑張ってくれるのではないか、そんな気持ちに励まされて、声を上げてきました。
国民の声を聞かず、二度と起こしてはいけないと誓った約束の9条をたやすく踏みにじろうとする政治家なんて、私たちが律儀にルールを守って地道な活動をする必要などないんじゃないか、そんな気もします。でも、誰も暴動を起こしたりはしない、私たちは、政治的な発言をし、みんなで議論をする中で意見を決めて、一票で主権者としての意思を示すという民主主義をずっと学んできたのです。私たちはフェアな有権者なのです。
私たちが、滑稽なほどに地道に自分たちの声を届けようと頑張ったそのなかに、シールズのような若い仲間も加わってくれました。私たち大人は彼らからそのエネルギーをもらいながらも、正々堂々と声を上げる主権者の先輩でありたいと思いました。
でも、政府は何をしたでしょう。憲法に違反するような法律を、憲法の改正手続を経ないままに、なし崩しに数の力でつくってしまいました。私たちは民主主義のルールを守ってきたのに、政府は私たちの憲法改正の国民投票権を奪いました。
もし、国民投票の機会があれば、そのための準備期間があり、この憲法9条に反するような集団的自衛権を含む安保法制について、もっともっと国民レベルで考えることができました。いろんな講演を聴いたり、勉強会をするような、国民的な検討の期間を持つことができたはずです。そうしたら、私のように子どもを持つ親たちは、もっと真剣にこの問題を考えることができたはずです。
そうした、正しい手続を踏んでもらいたくて、私は日々の生活の忙しさも疲れも押して、行動し、大勢の仲間もあれだけ国会前に来ていたのです。民主主義の国だと、国民は主権者だと、憲法を変えるには国民の意見を聞くのだと私たちは教えられてきたのです。
私は、国民に保障されているはずの憲法改正への国民投票という権利をだまし討ちのように奪われました。このむなしさと、屈辱は日常の中で、時折社会の中で経験するそれとは全く違います。なぜなら、このことによって私たちが失うのは国の平和であり、子どもたちの将来の平和だからです。考えたくないですが、過去の歴史に照らせば、この国の舵はもう切られたのだと思います。
私は、自分が母親として子どもを守るべき主権者としての権利行使の機会を奪われたことは、命を奪われるにも等しい苦しみです。

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