2017年8月4日発売開始!
「私たちは戦争を許さない ―安保法制の憲法違反を訴える」
岩波書店より
順次、全国の書店に並んでゆきますので、ぜひ、お手にとってご覧ください。
【もくじ】
まえがき 寺井一弘・伊藤真(共同代表・弁護士)
第Ⅰ章 安保法制 いま何が起きているのか
1 戦争犯罪への加担 「知る権利」が危機に 志葉玲(戦場ジャーナリスト)
2 中東からの信頼を破壊 岡本達思(パレスチナの子どもの里親運動)
3 民間機も標的に 山口宏弥(元国際線機長)
4 脅かされる空の安全 齋藤晃(元自衛官)
5 後方支援で生じる船舶の危険 本望隆司(元船員)
6 ジャーナリズムの危機が人生変えた 飯田能生(元NHK記者)
7 街頭に立つ自衛官の父 富山正樹(自衛官の父)
8 横須賀基地と原子力空母 新倉裕史(基地周辺住民)
9 宣教師の活動にもリスク 安海和宣(宗教者)
10 安保法制は沖縄県民の生活と安全を脅かす! 下地聡子(弁護士)
11 ナガサキ 語り部として 吉﨑幸惠(被爆者)
12 憲法九条は写真家としての私の背骨 大石芳野(写真家)
第Ⅱ章 戦争体験と平和への祈り
1 孤児の苦しみ繰り返すな 金田マリ子(戦争体験者)
2 東京大空襲の記憶 河合節子(戦争体験者)
3 被爆者を踏みにじる安保法制 田中煕巳(被爆者)
4 平和教育研究者の苦悩 堀尾輝久(教育学者)
5 「愛国少年」を作る政治を許すな 彦坂諦(作家)
6 父を苦しめた戦争体験 高橋俊敬(診療所事務長)
7 幸せを根こそぎ奪い去られ 渡邊紘子(戦争体験者)
8 連なり歩く被爆者の列 誰一人まともに生きてなかった 牟田満子(被爆者)
9 過ちは繰り返さない 服部道子(被爆者)
10 地獄絵図の戦場 猪熊得郎(シベリア抑留者)
11 憲兵だった父の遺言 倉橋綾子(戦争被害者家族)
12 自民改憲草案の地盤固めか 横田幸子(戦争体験者)
13 被爆三世の立場から 太田久美子(弁護士)
14 戦争は経験したくありません 松本悠梨花(大学生)
第Ⅲ章 脅かされる平和と市民生活
1 若者も感じる現実的不安 荒尾歩(高校生)
2 原発が攻撃されたら 小倉志郎(元原発技術者)
3 貨物列車の運行にも危険 橋本次男(鉄道運転士)
4 爆音被害と墜落の心配 山村充夫(元鉄道運転士)
5 戦争社会は障がい者を疎む 原かほる(地方公務員)
6 もうこの国に住めなくなるかもしれない 崔善愛(ピアニスト)
7 子どもたちを守りたい 辻仁美(ママの会)
8 元レンジャー隊員、安保法制への怒り! 井筒高雄(元自衛官)
9 元海上自衛隊員から見た安保法制 西川末則(元自衛官)
10 隊員たちの命は安倍政権の都合の良いオモチャではない 末延隆成(元自衛官)
11 戦争は女性を否定する 角田由紀子(弁護士)
12 性暴力のない世界を 高里鈴代(元那覇市議会議員)
第Ⅳ章 私たちは訴え続ける
1 立憲主義を守りたい 菱山南帆子(福祉施設職員)
2 「慰安婦」抹殺を許さない 池田恵理子(元NHKディレクター)
3 キリスト者として声を上げる 平沢功(宗教者)
4 女たちの違憲訴訟 中野麻美(弁護士)
5 安保法制違憲訴訟に関わる憲法研究者の思い 飯島滋明(憲法学者)
6 憲法教育者の苦悩 志田陽子(憲法学者)
7 教科書裁判の否定に抗議 俵義文(戦争体験者)
8 原告として、弁護士の命をかけた闘い 吉岡康祐(弁護士)
9 平和的生存権の意義 石村善治(戦争体験者)
10 安倍流改憲は危険な目くらまし 脇正太郎(ジャーナリスト)
11 安保法制の違憲性と立憲主義の破壊 福田護(弁護士)
解説 安保法制違憲訴訟と原告らの置かれた立場について法的な視点から 青井未帆(学習院大学大学院教授)
あとがき 杉浦ひとみ(事務局長・弁護士)